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【健保】医療費通知の医療費控除への利用に際しての留意事項について
2017年分の確定申告から、医療費控除の申告手続きが簡素化され、従来申告書に添付する必要があった医療費の領収書に代わり、「医療費控除の明細書(国税庁フォーマット)」を申告者が作成し、添付することとなりました。(領収書は自宅で5年間保存)
また、健康保険組合が発行する「医療費通知(医療費のお知らせ)」の圧着ハガキ(原本)を添付する場合には、上記「医療費控除の明細書(国税庁フォーマット)」の記入を一部省略することができるようになりました。
【 医療費通知(医療費のお知らせ)のお取り扱いについて 】
≪「KOSMO Web」で閲覧している場合≫
国税電子申告・納税システム「e-Tax」を利用してインターネットで確定申告する場合に、「電子証明書付医療費通知データ」をダウンロードし利用できるようになりました。
2023年2月8日頃より「KOSMO Web」のメインメニューで『医療費控除用通知』を選択する事で利用可能となります。
※閲覧開始日
2022年11月診療分 → 2023年2月8日頃~
2022年12月診療分 → 2023年3月8日頃~
≪圧着ハガキを受け取っている場合≫
2018年1月以降に発行された「医療費通知(医療費のお知らせ)」の圧着ハガキ(原本)を添付する事で、「医療費控除の明細書(国税庁フォーマット)」の記入の一部が省略出来ます。再発行出来かねますので、大切に保管してください。
【 留意事項 】
※医療費控除用通知メニューで参照できる「医療費控除用通知(e-Tax向け)内容参照画面」を印刷したものは、書面申告には利用できません。
ダウンロードした「医療費控除用通知(XML形式)」を「e-Tax」に取りこみ、インターネットで確定申告する場合のみ利用可能となります。
※「医療費控除用通知(XML形式)」を基に、「QRコード付証明書等作成システム」を用いて作成・印刷した「QRコード付控除証明書等」は、書面申告に利用することができます。
詳しくは、国税庁ホームページにてご確認をお願いします。
※医療費控除の対象となる支出で各種通知に含まれていない医療費(12月診療分が含まれていない場合・自由診療支払)については、別途領収書に基づいて入力・記載をしていただく必要があります。
*「e-Tax」で申告する場合
お手元の領収書に基づき、「e-Tax」の「医療費通知以外の医療費の入力」画面にて追加入力をしてください。
*書面申告する場合
お手元の領収書に基づき、「医療費控除の明細書(国税庁フォーマット)」へ必要事項を記載してください。
※治療を受けた病院等が記載されていない場合には、別途領収書に基づいて「e-Tax」の「医療費通知以外の医療費の入力」画面にて、追加入力をしてください。訂正・申告の方法については、国税庁ホームページにてご確認お願いします。
※お手元の領収書に基づき「医療費控除の明細書(国税庁フォーマット)」を作成していただくことでも、確定申告が可能です。申告方法についてご不明な点がある場合には、管轄の税務署へお問合わせください。
※確定申告(医療費控除)に関する詳細は、管轄の税務署へお問合わせください。
申告の方法について健康保険組合にお問い合わせいただいてもご説明できかねますので、ご承知おきください。
【 参考リンク 】